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東日本大震災と新型コロナ
2020.12.25
この記事を書いた人
財務担当
東日本大震災以降、気仙沼より北の方に行くことがなかったので、この前、ようやく足を延ばして陸前高田に行ってきました。
「東日本大震災津波伝承館」も開館し、高田松原に押し寄せる大津波の映像を見ましたが、7万本の中で唯一残った「 一本松 」は改めて奇跡だったと感じます。海側にあった宿泊施設のおかげで直撃を免れたようですが、現在、その一本松の遺伝子を受け継ぐ後継樹が数本育てられているようですので母樹は枯れてしまいましたが、替わりに大きくなってほしいと願わずにはおられません。
岩手に住む息子夫婦の勧めで近くの普門寺というお寺に行ってみましたが、山門から進むと静かな佇まいの杉木立の間にたくさんの小さな仏像が様々な表情で迎えてくれます。
これは「五百羅漢」と言って、お釈迦様の500人のお弟子さん達のことで、お釈迦様の説法を実際に聴き、教えの通りに修行に励んで聖者になったと言われており、仏教で供養尊敬を受けるに値する人々のことで東日本大震災の犠牲者の鎮魂と追悼の為に被災者を中心として、一般市民や全国からの参加者によって製作されたものだそうです。
悲しげな顔をしているものもあるのですが、安らかに微笑んでいる小さな石仏にちょっと癒されます。三重塔や大仏像もあり、庭や木々もきれいで、なかなか趣のあるお寺でした。
大震災では大変な思いをしましたが、今年は「新型コロナ」一色で別な形で大変な年になってしまいました。当社においても、その対応に追われる日々でしたが、来年は少しでも前に進める年になればと思っています。