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時 間
2020.7.10
この記事を書いた人
財務担当
人間は年齢とかその時の置かれた状況により、時の流れが長くなったり短くなったりすると感じるものですが、現実としてそのような現象があるとは、恥ずかしながら知りませんでした。
難しい事はわかりませんが、アインシュタイン博士の唱えた相対性理論の中の一つに
「 重力が強い地表では時間はゆっくり進み、重力が弱い高所では早く進む。」
という理論があり、宇宙規模での実験では既に立証されていたようですが、この度、理化学研究所と東京大学大学院の研究グループが可搬型の光格子時計を開発したことにより、東京スカイツリーの地上階と展望台で、それぞれが示す時間の進み方の違いを計測した結果、展望台の高さでも1日当たり4.26 ナノ秒 ( ナノは10億分の1 )、 地上より時間が速く進むことを立証したそうです。
この時計の誤差は100億年に1秒で、現行の国際標準である セシウム原子時計の約100倍の超高精度を持っているものだそうです。
新型コロナウイルス感染症の影響により、当社でも初めてのテレワークを経験しましたが、片道約1時間を要していた通勤がなくなったことで感じたことは、その時間を有効に使えばその分、今までよりも1日の時間が長くなったことと同じではないかという事でした。
今更ながら、改めて時間の大切さを感じています。