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受容と主張
2022.7.27
この記事を書いた人
代表取締役社長
7月8日、安倍晋三元総理が銃撃されお亡くなりになりました。日本でこのような事件が起こるとは未だに信じ難く、世界中で次々に起こる大きな事件から世の中が急速な変化に見舞われている現実を強く感じ不安になります。元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
痛ましい事件より3週間近くが過ぎ、徐々に背景が明らかになる中で政教分離に関しての話などをメディアにて耳にした際、ふと昔のことを思い出しました。
仕事で海外に出張することがあるのですが、15年ほど前に海外の方と仕事の合間に教育についての話になり一つの質問を受けたのです。細かい内容は覚えておりませんが、内容の主旨は「日本人は無宗教だと聞いたが、どうやって子供に道徳教育をするのだ?」という質問でした。当時20代だった私は、つたないながらも知識を総動員させ、無宗教と言っている方が多くいるが実はそうではない事や、日本人に根差している道徳観念がどこからきているか等を必死になって説明した記憶があります。
人の考え方や価値観というものは育った環境に強く結びつき、多くは宗教観と切れない関係にあるのだとその時に気付かされました。分けて考えようと言ってみても、そうは簡単にいかない事が多くあります。多種多様な考え方をおおらかに受容し、自分の主張も柔らかくもしっかりと行う。非常に難しい事ですが、その様になれたらと思います。