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この記事を書いた人

総務担当

先日、福島県沖で M7.1最大震度 6 強の地震が発生しました。久々の大きな揺れに 10 年前の東日本大震災を思い出しました。
当時、私はビルの 4 階にある事務所におりました。地震発生の瞬間、想定外の横揺れにビルが折れてしまうのではないかと恐怖を感じたのを今でも鮮明に憶えています。
地震の影響でライフラインが停止し、生活用品や食料品が売り場から消え、毎日給水所からの水を運び、暗くなるまで食料調達で走り続け、気が付けば体重が 10 キロ痩せていました。

あれから 10 年経ちますが今回の地震で改めて自分の震災に対する意識が薄れていることに気づかされました。地震発生の瞬間、右往左往するばかりで身の安全を守る行動がとれなかったり、外に出ようと思ったら懐中電灯の電池が切れていたり、食器棚の扉が開きっぱなしで皿が落下したりと震災で得たはずの教訓が時間とともに風化していることに危機感を感じました。

皆さんは如何でしょうか?

地震を含む自然災害はいつ発生するかわからないものですが、災害を想定して備えることはいつでもできます。この機会に身の回りの点検を行ってみてはいかがでしょうか。